くも膜下出血 記憶障害

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くも膜下出血による記憶障害の治療とは??

くも膜下出血って聞いたことありますか?聞いたことある人もいると思います。でも、どんな病気で、どんな人がなって、どんな症状で、、、なんてこと、きちんと理解している人は少ないのではないでしょうか?この病気って本当に怖いので、少しお話しておきます。

 

くも膜下出血とは、頭蓋骨と脳の間に脳を覆うように3層の髄膜がありますが、その2層目であるくも膜と3層目である軟膜の間に出血が生じ、脳脊髄液に血液が混じった状態です。

 

 

出血する箇所により、現れる症状は様々ですが、そのうちの一つとして、記憶障害があります。高次機能障害につながるケースもあります。また、こういった脳に関する病気はお年寄りに多いと思われがちですが、くも膜下出血は、壮年期(30〜40代)に多いらしく、再発の危険性も高いそうです。

 

くも膜下出血の記憶障害で有名な事例は、globe・KEIKOさんだと思います。2011年10月にくも膜下出血で倒れ、救急車に運ばれました。6時間にもおよぶ大手術は成功したのですが、後遺症として記憶障害が残りました。当初は、自分が歌手であることも覚えてなかったみたいですが、1年後には歌を口ずさむほどまで回復。くも膜下出血は完治できる患者は3分の1程度でありますし、治療に10年以上かかる場合もあります。このKEIKOさんの回復は異常なくらい早いものだと思います。

 

それでは、どのような治療、リハビリを行えば、より効果的なのでしょうか?くも膜下出血の後遺症として発症する記憶障害の治療においては、リハビリテーションの戦略が重要だと思います。リハビリの基本としては、保持された能力を有効利用して、障害された能力を引き上げていくことが良いです。

 

 

例えば、記憶障害は認知機能の低下ですが、この他、認知機能はあります。注意、遂行機能、言語、視空間認知です。これらを相乗的、効率的に刺激してやることで、記憶障害の改善につながります。例えば、字を見せたり、読んで聞かせたりして記憶を刺激する(言語)。病棟から外へ出して行動範囲を広げることで視空間認知機能を刺激する、といった取り組みを、本人の能力見合いで行います。

 

最後に、日常的なリハビリですが、やはり、くも膜下出血による記憶障害の場合、物事をすぐに忘れたり、1日でやるべきことをやれないといったことがあります。そのため、適宜メモをとらせる、また、チェック表などで管理してやることが必要だと思います。また、時間感覚が無くなるので、30分や1時間おきにアラームをセットして、時間を意識させてあげるのが良いと思います。

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